■収録プラグイン
「01」ではガラクータシリーズに必須となるベースプラグインの他、メッセージやピクチャなど基本部分を微調整できるものを収録しました。計6件です。
○GRKT_Base
ガラクータシリーズのベースプラグインです。 コアスクリプトの基盤部分を書き換えるものではないため、ゲームの挙動に大きな影響はありません。
○GRKT_MessageWindow
メッセージウィンドウのカスタマイズができます。通常のメッセージウィンドウを透明にし、背景画像を使用する前提です。 ・背景画像機能 ・メッセージウィンドウ・名前欄を透明化 ・ルビ表示 ・パラメータで対象文字をリスト登録 ・制御文字による個別指定 ・ルビ表示位置の調整 ・フォント種類の切り替え ・プラグインコマンドによる変更 ・制御文字による部分変更 ・フォントサイズの指定 ・ウィンドウの位置・サイズ調整、名前欄、顔画像の位置調整 ・プラグインコマンドによりウィンドウ・ルビ設定をその都度変更(セリフ用・ナレーション用など複数パターンのメッセージウィンドウを作れるようになります) ・プラグインコマンドにより4行以上のメッセージを設定
○GRKT_Start
ゲームスタートに関する機能です。 ・起動モード変更 ・通常起動 ・起動時のみタイトルスキップ ・常にタイトルスキップ(指定マップに移動。メニュー画面やイベントコマンドからタイトル画面に戻ろうとしても、指定マップに移動) ・事前読み込み画像 ゲーム開始時に指定画像を読み込み、キャッシュ+キャッシュクリアを防止 ・音量調整 全体的な音量を抑制
○GRKT_PictureCursor
ピクチャをコマンドに見立て、カーソル(※)を表示します。カーソルは矢印キーで操作し、決定操作で任意のコモンイベントを実行します。 自前のタイトル画面などを作りやすくなります。 ※カーソル 点滅する単純な四角形です。色味と濃淡はプラグインパラメータで指定します。サイズは画像サイズに応じて変化します。
○GRKT_PictureHoverTint
ピクチャごとに、通常時とマウスホバー時の色味を指定できるようになります。 ボタン画像を強調する使い方を想定しています。
○GRKT_PictureSupport
「ピクチャの表示」を変数で指定できるようになる他、次の内容のプラグインコマンドが追加されます。 ・「ピクチャの移動/回転/色調変更/消去」を、複数の番号を指定して実行します。 ・ピクチャの重なり順を変更します。 ・指定のピクチャ番号の画像名を変数に取得します。 ・「ピクチャの移動」の座標指定を絶対/相対(※)で切り替えられるようにします。 ※相対:現在位置から何px移動させるかを指定。
■注意点
・GRKTシリーズは「01」に含まれる「GRKT_Base.js」が必須です。 ・対象はMZです。MVでの動作は考慮していません。 ・テスト時のツクールバージョンは1.7.0です。 ・多くのプラグインは同内容でより多機能なものを無料で入手できると思います。事前に入念にネット検索してください。
■サポートについて
・各プラグインには動作に必要となるベースプラグインが指定されていることがあります。ベースプラグイン以外のプラグインとの競合による動作不良はサポートされません(ガラクータ間の競合もサポートされません)。 ・動作するはずのものが動作しない場合は可能な範囲で修正します。修正困難な場合、「○○のケースでは動作しません」等の注意書きを追加する形で対応することがあります。
■利用規約
各プラグインには次のような内容の利用規約が記載されています。 ・本プラグインは購入者のみ自作ゲームに組み込んで使用できる。 ・プラグイン単体での公開・共有・再配布等はできない。 ・プラグインの著作権表示を別途行う必要はない。 ・本利用規約は変更および削除できない。 ・何らかの損害が発生してもプラグイン作者は一切の責任を負わない。 その他、同梱されるマニュアルは転載禁止となります。
更新履歴
○v1.0.1(2024/01/30) ・GRKT_PictureCursor.js(ver1.0.1) ・「セットアップ」コマンドの引数「ピクチャリスト」にて、番号が変数指定できない不具合を修正。 ○v1.0.0(2023/11/23) 公開